バリアフリーとは、身体機能が低下した高齢者や障害のある方が安全でスムーズに生活できるように、障壁（バリア）を除去（フリー）することをいいます。住まいをバリアフリー化することで、高齢者はもちろん、妊婦さんや小さなお子さんでも安心して生活することができます。

 

バリアフリーリフォームを行うタイミング

一般的には、50代に差し掛かる頃が、バリアフリーリフォームを行うタイミングとされています。
長年住み続けた家の老朽化、子供たちも巣立ったことで空き部屋が出るなど、リフォームを行うのに最適な時期といえるでしょう。高齢期になってからのリフォームは、精神的にも経済的にも大変ですし、新しい環境へ適応できなくなる可能性もあります。今の50代には若々しい方が多いので、バリアフリーを考えるにはまだ早いと考える方もいらっしゃると思いますが、体力・気力のある若いうちにはじめられることをおすすめします。

バリアフリーリフォームのポイント

コンパクトな生活動線と手摺りを設置

トイレに行く回数が多くなる高齢者にとって、寝室とトイレの往復距離が長いと辛いものです。
回数を少なくするために、水分補給を減らす高齢者も多く、室内での熱中症が問題視されています。
トイレや水廻りを隣接させることで移動距離を短くし、心身の負担を軽減することができます。

また、廊下などに手摺りを設置することで移動が楽になります。立ち上がりづらいトイレや足元が滑りやすい浴室にも、転倒防止に配慮して手摺りを設置し、できるだけ生活動線をコンパクトにした間取りにしましょう。

床の段差解消とドアを引き戸に替える

筋力が低下する高齢者にとって玄関や各部屋の出入口、浴室と脱衣所などのちょっとした段差は、つまずきやすい箇所です。床面をフラットにする調整やスロープを設置することで、段差をなくした安全な動線をつくることが転倒予防につながります。

また、ドアは引き戸がおすすめです。ドア開閉時の衝突事故の防止だけでなく、車椅子でも出入りがしやすくなります。引き戸なら開け放っておいても風に煽られて閉まることもないので安全です。段差のない室内の移動は非常に楽ですし、車椅子にとっても段差の解消は必要です。

バリアフリーリフォームをご予定でしたら、下関市にある工務店フレンディーホームにお任せ下さい。
木造外断熱や鉄筋コンクリート内外断熱などの外断熱住宅は、四季を柔らかく暮らせるとともに、ヒートショックの被害を防ぐことができます。